きたはらです!
巷はバレンタインデーでしたね!
わたしはチョコのお菓子だとコアラのマーチが好きです!
日誌を書きます!
本日のメニュー
- ラジオ体操&体幹トレーニング
- ワーク①情報量に差をつけて2人1組でエチュード
- ワーク②検証:台本が無くても面白いのか?!(後の台詞が分かっている状態とそうでない状態、どちらが面白くなるか実験しました)
- 4月上演予定公演のシーン稽古
ワーク①
2人1組になってエチュードを行いました。
AさんがBさんの役を決め、Bさんは何も知らない状態で、2人でエチュードをスタート。
AさんはエチュードをしながらBさんに、Bさんの役が何なのか解らせます。(直接的な言葉を使うのはNG)
Bさんは自分に課せられた役を探りながらエチュードを行います。
銀行強盗に入られた銀行員を演じる山中(左)と何も知らない原山(右)
なんかナタリーみたいですね笑
何も知らない原山さんに対して、山中さんが設定した原山さんの役は【銀行強盗に入られた銀行員の先輩】でした。
「銀行」と言う言葉を使わずにこの場が銀行であることや、強盗との距離感を表すのが大変そうでしたが、原山さんの察しが良く、また、山中さんも上手に誘発して、エチュードが始まってすぐに設定を理解し世界観を作り出していました!すごい!
組み合わせを変えたりして、わたしも【バレー部の役】や【万引き主婦の役】をやったのですが、設定を勘違いしたまま進んでしまったり、エチュードというよりもクイズのようになってしまったり…
まだまだ課題点はありますが、芝居をしながら相手と呼吸を合わせる大切さを感じました!チームワークって大切ですね!
ワーク②
「演技とはリアクションである」とすれば、台本があって演出を付けたリアクションよりも、素のリアクションのほうが面白いものになるのではないか?ということで、こんな実験をしました。
① 以下の設定でエチュードをします。
付き合って4年になる男女のカップル
レストランにて
男「ねえ」
女「ん?」
男「ちょっと話していい?」
女「え?…うん。いいけど?」
男「んー、あー、えーとね、」
女「何?言いづらいこと?」
② 男だけが①の後の台詞を把握します。
男「いや、言いづらいってこともないけど…」
女「 」
男「そろそろ一緒に住んでもいいかなーって。」
女「 」
③ 女は何も知らない状態で男の台詞を聞きリアクションをします。
④ ③で女が発した台詞を書き起こし、それを練習し演じます。
果たして、③と④の女の演技を比較したらどちらが面白いものになるのか?!実験してみました。
※男女反対バージョンも行いました。
どちらが正しい、というものではないので実際にやってみて皆で感想を言い合いました!
台詞が決まっていない状態でやる新鮮さは中々、作ろうと思ってできるものではありません。それと同時に台詞があることで相手と相談し、練って、作り上げていく楽しさというものも感じることができました。
技術が上がれば「新鮮さの再現」もできると思いますので、がんばるしかないですね…!
ちなみに、我らがTEAM909の脚本家Bobson氏はいつも公演の3ヶ月前くらいには脚本を書き上げてくださる素晴らしい脚本家なので、本番ギリギリまで脚本が上がっていないだとか、台詞が決まらないまま稽古に入る、なんてことはわたしが入団してから今まで一度もありません!恐らくこれからもないと思います!
シーン稽古ではリアクションの取り方一つでキャラクターの心情や、接する相手との関係性など、台詞だけでは伝わらないことが伝えられるなあと感じました。
ワークの成果が活かせたかな、と思います!
予告編動画公開中です!
よろしればご覧ください!!!
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