1月28日(日) 稽古日誌

皆さんこんにちは 最近「感情類語辞典」を買った御門迅です!

この本、いろんな感情についてその時の身体の状態や動作、心理状態について結構具体的に書いてあるので、お芝居している人はもちろん、マンガを描いている人や小説を書いている人も参考になる1冊だと思います!!

さて、2週間後に迫った第10回公演「朝が来る、半ば狂う

演者一同熱量高く稽古に励んでいますので、是非詳細を見ていただいて

観に来ていただければと思います!

主役2人が12月の逗子の海岸で波にもまれながら撮った予告編も

見応えあるので画像のリンクから観ていってくださいね!!👇


という事で稽古の内容何ですが、

今回から実験的にいつもの発声の内容を少し変えて、

呼吸系のエクササイズを取り入れました😏


実際に音を出すハミングの前に

カウント呼吸法とロングブレスをやりました

カウント呼吸法は、3カウントで100%吸って、2カウント息を止めて、7カウントで100%吐くというエクササイズです

これをすることで決められたカウント数で100%吸って吐く為の息のコントロールを鍛えていきます


そしてロングブレスは、一気に100%息を吸った後に、前歯の隙間から「スーーーー」と

細く長く息を吐くエクササイズです

一昔前にロングブレスダイエットって流行りましたけどアレに似ています(笑)

これで息の安定化と肺活量の向上を狙います


どっちもやるうえで大事なことは、

・脱力して楽な状態で呼吸をする事

・できるだけ同じテンポで吸ったり吐いたりする事

この2つを意識してやると、腹式呼吸を始めとしたお芝居における呼吸の技術や身体能力が上がっていきます💪😃💪


この呼吸は基礎の基礎という事もありお芝居でセリフを言う際の土台になります

舞台では生の声をお客さんに届けないといけないので、

息が続かない、息が不安定といった事があると届けにくくなってしまいます


特にTEAM909の作品は叫んだり、捲し立てたりするシーンもよくあるので

このエクササイズを行う事でよりシーンに迫力を持たせることもできます


あとこの呼吸のエクササイズの良い所は

声を出さないので、仕事中や電車内でもどこでも出来ちゃう所ですね♪😁


そんな感じで呼吸系のエクササイズの後は

いつも通りのハミングからの発声練習ですが、

この時も「音の響き」を意識して発声してもらうようにしています


お客さん届ける際にただ声を張り上げれば良いというものではありません

逆にそれだとさっきも言ったように喉を壊したり、聞き取りにくかったりしてしまいます


大事なのは「音を響かせる事」

人は「共鳴腔」と呼ばれる、音が共鳴する箇所がいくつかあります

特に発声するうえでは、

咽頭腔(喉)

口腔(口の中)

鼻腔(鼻の中)

この3箇所の音の響きが重要になってきます


音を上手く響かせることが出来れば、たとえつぶやく様なセリフでも

しっかりお客さんまで届ける事ができます

※その代わり音の響きが上手くなると日常生活ではひそひそ話はできなくなります

 聞こえちゃうので(笑)😅


また、土台ができていない状態でいきなり大声を出したりすると

喉を痛めてしまう原因になってしまうため、楽に効果的に息を吐ければ

身体への負担も少なくて済みます


大物歌手ですら、声の出しすぎで声帯ポリープとか出来てしまうので…

本当に喉は大事にしたいです😭


このように呼吸や発声の土台をより意識して、

残りの稽古も頑張っていきます!!


ここからシーン稽古に入っていきまして

今回は僕の出番のシーンから!!


詳しい内容は教えられませんが

僕のやる「保田亜諭」という役は躁うつ病に悩む八雲の友人というポジションで、

おそらく作中で一番お客さんに近い役なのかなと思います


というのもこの保田

ごく普通の大学を出て、ごく普通の会社に入り、ごく普通の家庭を持つ

平々凡々な一般人


だけど保田自身はそんな「平凡さ」がコンプレックスでもあって

非日常な世界に憧れを持っているんですよね✨


保田から見ると非日常な世界にいる他の登場人物とどんな絡みになるのか…

といった感じです


お芝居をするにおいて、難しいことの1つに「普通」っていうのがあるんですが、

「普通」って人によって違うじゃないですか


だから自分が「普通」にやっても見ている人からは「違和感」があったりするんですよね…


「"普通"ってなんだろう?」なんて、

よく聞く言葉ではありますけど、

本当になんなんでしょうね😓


シーン稽古をする中で、二次感情の表現というのがあって

これが僕としては非常に面白い観点だと思いました


感情の言うのは一次感情と二次感情というものがあって、

例えば「怒り」は二次感情と言われています

「怒り」の元となる「不安」「イライラ」「悲しみ」といった一次感情から発展していって現れます


普段僕らが生活するうえでは周りの目とかもあるので

なかなか激しく感情を表に出すという事がないのですが

お芝居だと激しく感情を出すシーンが度々ありますね


そういう時に一次・二次感情という観点は結構分かりやすく

「怒り」や「焦燥」という二次感情を表現するうえで

何が一次感情になっているのかを考えるとイメージしやすいんです


いわゆる原因と結果みたいなお話ですが、

より感情に焦点をあててシンプル化した視点だと思います


僕のシーンが終わった後も

各シーンの登場人物で分かれて

それぞれで役や芝居のすり合わせや深堀を行って

演出と調整していくという事をしていき

21時までみっちりやりました!

21時まで稽古した後のお水が美味しいこと美味しいこと(笑)🧴


という事で、2月23日~25日に

TEAM909第10回公演

「朝が来る、半ば狂う」

こちらの作品を上演しますので、

お楽しみにしていてください!!


また、僕が運営しているYouTubeチャンネル

やべまなと御門迅の気になるTV

こちらもよろしくお願いします!!

ポケモンSV実況とかやってるので

見に来てくださいね~😆

それではここまでのお相手は私 御門迅でした!!

ばいば~い👋😄

TEAM909

私たちは、演劇集団TEAM909です。

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