第四回公演直前!突撃役者インタビュー☆vol.8

どうも、成美真祐です!
え?めっちゃ、この人じゃん。て思いました?
ええ。私もです。
でも、やるんです!
今回は、もう一人のインタビュアー、きむさんこと金井孝介さんです。
早速いってみよー( ゚ロ゚)!!
成美(以下成)はいじゃインタビューします。まず自己紹介お願いしまーす。
金井(以下金)灰島奏役の金井孝介です。
成 今までしてきたインタビューでまだ言ってないこととかありますか?
金 いや・・結構インタビューしてきてもらってるんですよね。結構。
成 出すものはすべて出し切ってしまった?
金 出し切って・・なんだろうな。何を一番見た記憶があるかとか?
成 じゃあ、ぜひとも、金さんの中で一番影響を与えた演劇は?
金 演劇?
成 うん。演劇の世界にいるってことは、何かのきっかけがあると思うんだよね。映画だったら、映画の世界に行くだろうし。舞台上の生を知りたいからこの世界にいるのかなあって。それは違うのかな?
金 芝居がやりたかったんですよね。なんだろうな。映画も好きですし、演劇も好きですし。二つが自分の中で共通してるんですよね。根底では同じことなのかなって思いますね。
成 共通してる部分が?
金 演技しているっていう部分ですね。映像の中で芝居をするのか、舞台の上で映像するのかという違いなだけですね。そこが、根底が一緒が同じであれば、映画の世界に行ってたかもしれないし、でもたまたま、演劇をやり始めてしまった。て感じですね。
成 たまたまなの?
金 たまたまですね。大学時代はそれこそ映画を作ってましたけど、演劇自体は好きでもあったので。
成 いつから?
金 親からきいたことがあるんですけど、新生児向けの人形劇があると、凄い興奮状態で、興味を示していた、ようです。あとは、お遊戯会だと張り切ったりとかそういうのもあり、物語も好きなんですけど、人前で目立つことも好きだったんだろうなって思います。そういう性分で生れてきたんだろうなって思いました。
成 おお。新たな発見!

成 続きまして、役の紹介を。
金 灰島奏という役に関して、とても純粋な人だと思ってますね。
成 ああ。ピュアー!
金 ピュアですね。ものすごく。
成 この舞台の中の癒しポイントだと思うよ。
金 ピュアっていう表現であっているか分からないですけど、とても純粋だと思うんですよ。居るところがいるところですけど。
成 今までの人生でいろいろあったとは思うけど・・思うけど。
金 灰島の役が動いている様子を見ると、(世間から)おかしいと言われているのは、灰島だって思われるかもしれないけど、本当におかしいのはどっち(世間)なのかな?て思うんですよね。
成 それは、世界観がそうなのかも。
金 どっちがおかしいんだろうか。灰島の方が正しいんじゃないだろうかて。世界観的な話ではなく・・。世間的に正しいと思われている人のほうが全員狂ってるという見方もできるんじゃないかって思うんですよね。ピュアな彼の様子を見ていると。人間て本当はこうあるべきなんじゃないかって。
成 感情ひとつひとつちゃんと理由がある表情なのかなって思ってる。
金 裏で変なこと考えてないんだろうなって。
成 だからこそのピュアなんだろうなって思う。裏がない。そこなんだろうね。
金 役の紹介としては、こんな感じでしょうか
成 うん。ピュアだね。じゃあ、今回の舞台の脚本を読んでみて思うところは?
金 しんどい。て思いました。
成 しんどい・・
金 やるのもをそうだし、(当初)結末決まってなかったじゃないですか。
成 そうだね。
金 決まってない状態で主宰に提案された結末が‥
成 いや・・ておもっちゃった。私。
金 なんかこう、(出された案が)俺の中では納得がいかないものと、しんどいなと思うものしかなかったんですよ。
成 それでもしんどいほうになったわけじゃない?
金 納得はいくんですけど、しんどいな。これ。て感じ。納得がいかないのはどうしようもないから、これはしんどい感情を引き受けてやるしかないんだろうなって思いました。
成 一人ひとりがしんどいよう。て思ったね。
金 一人ひとりの実力が高くないとやってはいけないだろうな。この脚本は。
成 がんばりましょう。
金 自分が全うできてるのか甚だ自信がないんですが・・
成 やるだけやっていきましょう

成 やってみて、読んでみて今回のみどころはなんでしょう?
金 キャラクターが、キャラクターなので、個人的な見せ場が強いと思うんですよね。掛け合いで見せるというよりは、ひとりひとりのたたずまいや仕草でみせなきゃ行けない物が多いなって思ってますね。かけあいももちろん重要ですけど、多少なりとも(仕草や佇まいに)力を入れてお客様そういったところが良かったて思ってもらえるようにしたいですね。
成 皆向上してるのかなって思います・・。私は迷ってるけど。灰島としての佇まいは存在しているなって思います。
金 やっと最近になってしっくり
成 腑に落ちてきた?
金 そうですね。なんとなく。腑に落ちるという言葉が正しいのかわからないですけど、自分がセリフを発して自分の中で納得感があるかをバロメータにしてるんですけど、その納得感がやっとでてきた。という1か月前にしてですけど。
成 いいんですよ。間に合えばいい。

成 あなたが愛しているものはなんでしょう?
金 そうですね。大事におもっているものとして置き換えちゃいますけど、大事なものは”自分が目立ちたい”と思っている自己顕示欲。あと、自分の事を認めてあげるこの心。押さえつけるとよくないかなって。もろだしもよくないけど。多少自分の中で認めてあげてもいいのかなって。
成 大人だね。出すだけはだめだけど、認めてコントロールできていれば、大人なのかなって思う。
金 コントロールまでできてるかわかんないですけど。
成 コントロールしてきましょう。
金 子供っぽいな俺。
成 そうかな?子供っぽさもあるんでしょうけど、金さんは大人な一面があるんじゃないかなって思うよ。

成 じゃ最後に一言。
金 来て頂けるだけで嬉しいていうのもあるんですけども、今までTEAM909の公演を見てきた方々だと、若干作品に固まっていると思うんですけど・・。俺で泣いてみろ!という思いと、僕で泣いていただけないでしょうか。ていう感じ。アンケートに灰島良かったよ。1人でも書いてくれることを。もちろん周りの向上も大事なのですが、皆でその思いでやっていけば自然とクオリティは上っていくと思ってます。お客様に言いたいのは『俺で泣け』てことです。
成 ということで、以上です。お疲れさまでした。

いかがでしたでしょうか?
きむさんと灰島、きっとそれこそ、根底が似ているのかな。きむさんは+自己顕示欲とかあるのだけど、その欲むき出しなのは見ていて清々しい。
そんな、きむさんの繊細かつ、優しく真面目な部分が凝縮した灰島を見てほしい。
それこそ、新たなきむさんを是非刮目してほしいですね。

さて、本番で残り2週間!!!
もう目の前ですね!予定はもう決まっていますか?
是非劇場でお待ちしております!

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