みなさん、お待たせしました!そして、こんにちは!お待たせしました。夏公演直前!突撃役者インタビュー⭐︎のお時間です。
寂しいと思いますが、このインタビューも今回で最後です、、、重要なラストはムロがお送りさせていただきます。(緊張するな〜笑)
そしてラストを飾るのはもちろんこの方!独特な可愛い仕草でみんなを釘付け909の圧倒的ヒロインあきちゃんのご登場です!
ムロ「はい、じゃーよろしくお願いします。なんか連続ですが、、笑」「役者としての自己紹介をお願いします。」
あき「はい、今回水野灯を演じます。あきです。よろしくお願いします!」
ムロ「よろしくお願いします。」
あき「えっーと...演劇経験はそんなにないということでやってます。」
ムロ「あれ、そんなにないんですか。笑」
あき「あははー。えっと、TEAM909は一応初期メンバーとしてやらせてもらってまして、今年の2月の第1回公演『川の流れに石をぶつけろ!!!』で、川野歩鳥役を演じてました。」
ムロ「よっ」
あき「ありがとうございます!!」
あき「2月の公演を観てくれた人は、久しぶり!とか、あの子かー!とか思ってくれると嬉しいです。」
ムロ「今回は前回と役とかどうですか?違いますか?」
あき「違いますね。どっちも演じていてすごい楽しいですし、やりがいもありまくりな役なので...。2人とも、普段の私とは全く違うタイプの子なのですが、なんか、2人とも自分にないものを持っている女の子でした。特に、今回演じている水野灯ちゃんは、私は理想の女の子みたいな感じですね。」
ムロ「どういうことですか?笑 ネタバレのない範囲で教えてください!」
あき「なんだろうなぁ、なんだろう、なんだろうなぁ。伝わるかは分からないんですけど、クラスにこういう子がいたら、私は密かに憧れちゃうかも、みたいな....。具体的な事は、観て頂いた時に納得して貰えるように頑張りたいなって感じです!」
ムロ「そこに集約してくんですね。」
あき「ですです。あーなるほど、アイツが言ってたのはこういうことか!...って思っていただけるように、精一杯頑張りますー!!」
ムロ「じゃーその水野灯さん自体はどんな方なんですか?」
あき「うーん...難しいけど、なんだろうな、適切な表現が浮かばないんですけど、私は灯ちゃんは客観的にみてすごい贅沢な子だって思われちゃいそうだなって思いますね…。」
ムロ「贅沢!?どういうことですか?」
あき「なんかいろんなものを持ってるのに、それを自分で気づいてない子なのかなって。
気づいてないのか、あんまりそういうものに興味がないのか、みたいな...うーん難しいけど...。頑固で意地っ張りな所はあるけど、基本的には人が好きだし、与えられたものには応えたいって思う優しい良い子だと思います。だけど、優希の持つ優しさとはまた違ってるというか。言葉が足らないというか、自分に正直過ぎると言うか、ある意味不器用なところを持ってるのかな、って思います。」
ムロ「不器用かー不器用なのかなー」
あき「多分灯としては、違う意図で言ってるんだけど、咄嗟に口から出る言葉が『頭で考えた言葉そのもの』だったりするのかなって。だから、後から1人で『別の言い方もあったじゃん!』って悩んだりもしてそうだなって。自分に正直過ぎる故に、いろいろ苦労もありそうかなって。」
ムロ「でもそういうものに引かれるんですよね?」
あき「そうなんですよ。なんだろう、そういうのが許される子っているじゃないですか。マイペースで、自由に振舞ってもいつも周りに人がいる子。そういう子って、多分本人的にはいろいろ考えてるんだけど、表面的な部分では考えてる姿を見せないから、周りから見たら感じるがままに生きてる!って感じで、いいなーって思われそうだなって。
実際灯ちゃんは、境遇とか、いろいろと特殊な女の子だけど、そういうものにとらわれてないって言うか。肩書きとか、スクールカーストとか、そういう普通の人が気にしちゃいがちなことをあんまり気にしないで、自分のしたいように振舞ってる子なんだろうなって思うんです。だから私は、そういう自分とは正反対な部分が、強いなーって。眩しいなーって思うんだと思います。」
あき「お兄ちゃんに対しても、おそらく灯本人は『お兄ちゃんのそういう姿』が当たり前過ぎて、それが他者から見たら恵まれた事なんだって気づいてないんだろうなって思うんです。他の人から見たお兄ちゃんの姿と、灯が見ているお兄ちゃんの姿にはギャップがあるんだろうなと思います。
気づいてないけど、灯は灯なりに、自分を大切にしてくれてるお兄ちゃんや同級生組のみんな、そして優希の事は、もちろん大好きだし、大切に思ってるんだと思います。それが伝わりづらいけど!!
...長くなっちゃったけど、要するに『幸せを素直に受け取ってきた子』なんだと思います!」
ムロ「ちなみに1回聞いてみたかったんですけど、あきちゃん演じる灯と僕が演じる優希は結構親しい関係だと思うんですけど、アキちゃんからみてどうですか?笑」
あき「これは私が勝手に思ってるんですけど、灯はきっと優希に『引力』的な何かを感じてると思ってて。ある意味『運命』を感じてたりするのかなって思ってます。笑
あき「そんな感じで、灯は、優希好きー!って感じなんですけど、多分、自分の無自覚な行動によって優希を傷つけてるってことには気づいてない。優希も灯を大切に思ってくれてるとは思うけど、抱く感情は単純なものだけではないと言うか。灯が優希に抱いてる...なんだろう、灯にとっての優希への思いと、優希が灯に抱いてる感情は似てるようで違っていて、多分優希の方が複雑なんだろうなって思います。総じて言えば灯は優希めちゃくちゃ大好きです。笑
私はどちらかというと優希側のような人として生きてきたので、優希に共感しちゃうんですよね。」
ムロ「あーそうなんだ、あきちゃんに近い?」
あき「近いです。だから、ホタルを作品としてみたときに、私は優希側から物語を見ちゃうし、さっきも言ったけど、クラスに灯ちゃんがいたら、多分、羨ましいなーって思います。なんかさっきからめちゃくちゃ自分でハードル上げてますね!!ほんとに思って頂けるように頑張ります!ほんとに!」
ムロ「今回の脚本についてお伺いしたいです。」
あき「えっとですね。まず私は単純にボブさんの脚本のファンなんですよ。で、今回の脚本は、練習の時にボブさんが言っていたように、前回の公演の『川イシ』の色は、澄み渡る青!みたいな作品だったんですけど、今回はまた全然毛色が違うと言うか。私はどちらかと言うと、今回みたいなジャンルのボブ脚本が好きなので、なんて言うか…とにかく大好きです!ホタル!」
あき「ボブさんにいただいた役って、きちんと掘り下げられるって言うか。人物設定が物凄く丁寧だし、人間関係も妙にリアルって言うか…とにかく凄くやりがいがあるんです。
お話の流れも、これはけーごくんも言ってたんですけど、何かこう、すごいなんかいろいろな伏線があって回収して、わー感動的なラストだった!...ってだけで終わらないっていう所ががすごく好きなので、お客様にもそれを味わっていただきたいなって思います。
それと、演出がすごい変わっていて、本当に好きなことをやってるというか...まさに小劇場って感じというか。
だから、そういうものが好きな人にもみていただければと思います。」
(ふとあきちゃんの後ろに現れる灯のお兄ちゃん水野一役のときさん、ふむふむって感じあきちゃんに見えないように、この後ラストまでいました笑)
ムロ「なるほど。他にはどんな方に見て欲しいですか?」
あき「それこそみなさんと同じように、いろんな人にみて欲しいんですけど、個人的には『私側』で生きてきた人に見て欲しい。陽と隠だったら、どちらかというと隠側の人かな。なんかきっと、そういう人たちが見ればきっと共感できる。いやもしかしたらそういう人には灯嫌い!っていわれちゃうかもしれないですけど!」
ムロ「複雑ですね。灯を演じるだけに。」
あき「そうなんですよね。でも...でもああ言っちゃったけど、私は魅力いっぱいな灯ちゃんの姿も見てほしいですね。すごく大好きなキャラなので。あとはそうだな〜やっぱ学生に見て欲しいです。後悔しちゃダメだぞっていう。すーさんと同じになっちゃいますけど…。」
ムロ「まーぼくら学生なんだけどな」
あき「そうですけど!でもだからこそ、ですよ!サークルであり日常生活であり、あのときあぁ言ってれば今とは違った未来だったのかな…みたいな。考えちゃう事あるじゃないですか!人間関係とか、好きだった人の話とか。実際私にもありますし…。だから、そういうところを学生の方に見て、共感して欲しいです。」
ムロ「なるほど。じゃあこれを読んでくれてる人、公演に来てくれる人最後に一言お願いします。」
あき「まず、最後までこんなにグダグダなものを読んでくれてありがとうございます。」
ムロ「本当にありがとうございます。」
あき「公演を観に来てくれる人には...。えっと、灯ちゃんは、前回のかわいしとは一見全く違った役に見えるので、あーこういう役もできるんだなって思えてもらえたらなって。役者の幅的なものを感じて頂きたいな。本当に自らどんどんハードル上げてますけど…頑張ります、本当に!」
あき「あとはやっぱり、『ボブさんの脚本演出』の舞台なので、楽しんでいただけるように精一杯頑張りますので、見に来て下さい!心からお待ちしております!!」
ムロ「お待ちしてます!最後に言い残したことがあればどうぞ!」
あき「散々言ったけど灯ちゃんが大好きです!」
(追記:『身にならないけど見て欲しい、深夜の私と夏公演の話。』
https://9590.amebaownd.com
こっちでも語ってるので良かったら読んでください!byあき)
ムロ「僕も大好きです!ということでありがとうございました。」
あき・ムロ「パチパチパチパチ〜〜〜」
いかがでしたでしょうか。
あきちゃんの芝居に対する真面目な姿勢がひしひしと伝わってきますね!
今回のインタビューで、夏公演『夏の夜からホタルは消えた』の出演者9人にインタビューが完了しました!最後まで読んでくださった皆さん、そしてインタビューを快く受けて下さったメンバーもありがとうございます!
もしまだ全部読んでないよ〜って方がいらっしゃいましたら、バックナンバーがありますので是非そちらも読んでいただければと思います。公演を観る前にぜひ!!
今後のあきちゃんから目が離せないのはもちろんのこと、あきちゃんが惹かれる灯もプロトシアターで確認するしかないですね〜!!
本番まで残すところ、1週間。
メンバー一同でいい舞台にしますので、平成最後の夏の思い出にどうぞいらして下さい!
それでは当日にお会いしましょう!
お元気で。
ムロがお伝えしました。
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