皆さんこんにちは〜!
TEAM909です。
映像作品のダイジェスト版\\٩( 'ω' )و///
担当はみんな大好き(であって欲しい)あきです、どうぞよろしくお願いします🐧
早速本編に行ってみましょう✩°。⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
ご紹介する作品はこちら!⏬
2本目の優月いちかさん脚本作品!
『メガロフォビアの恋』です!
ラブコメ映画のポスターに使われそうな写真ですねぇ。良い絵( ⋆ˊᵕˋ )
出演者は あやかちゃん/下城すみれさん/マツムロユウダイさんの3人。
演出はボブさんでした。
編集は下城すみれさん。
こちらも前2つ同様、ハウススタジオを借りて、1日がかりのロケでした。
それでは!
リリカルでキュートな胸きゅんストーリー!
普段の909とは違った魅力が溢れるこちらの作品、人物紹介から見ていってみましょう。
((((っ・ω・)っ
【人物紹介】
渋澤玲奈 ― しぶさわ れな ―
(演:あやか)
18歳。高校生。
渋澤茜―しぶさわ あかね―
(演:下城すみれ)
24歳。会社員。玲奈の姉。
坂下雅樹―さかした まさき―
(演:マツムロユウダイ)
20歳。大学生。玲奈と茜の隣人。
なんだか既に役どころとキャストがハマりまくってる感じがしますね〜!
期待値が高まったところで、いつも通り、ベストショットを交えながらストーリー紹介に入っていきましょう( ´ω` )/
【ストーリー】
『高所恐怖症、閉所恐怖症、先端恐怖症などなど、世の中にはたくさんの恐怖症が存在する――』
そう語る主人公、渋澤玲奈(しぶさわれな)自身も、巨大建造物恐怖症(通称:メガロフォビア)という恐怖症を抱えていました。
どんなものが具体的に苦手かと言うと...
こういうのとか......
こういうのとかが苦手なようです。
全ての恐怖症に言えることですが、何故怖いのだと聞かれても、その理由は上手く答えられなかったりしますよね。理由は分からないけどとにかく小さい頃から怖い。
だからこそ、恐怖症と呼ばれるのでしょう。
彼女もそれは例外ではなく、理由を聞かれても上手く答えられないと語り、口を閉ざしてしまいます。
『ひとつ理由をあげるとすれば......』
考え込むようにして黙っていた玲奈は、口を開きました。
『絶対に敵わない相手だからかもしれない。だってこんなデカいものが襲ってきたら、即死じゃん。』
🌼.*
ところ変わって。
ここは渋澤姉妹が住む、とあるマンションの一室。
玲奈は、隣でポテチを食べながら映画を観る姉――渋澤茜(しぶさわあかね)の肩にもたれかかりながら、沈んだ声で言いました。
「もう立ち直れない」
深刻な様子で嘆く玲奈を特に取り留めることなく、茜は言います。
「女子って立ち直り早いらしいよ、男子と違って。新しい恋でもすればすぐ忘れるって」
私は結構引きずるタイプだと主張する玲奈を雑に流す茜。
慰めてくれたっていいのに...と不貞腐れる玲奈を茜がサラリとあやしていたその時、インターホンの音が鳴り響きました。
「はーい、今開けます」
ソファから立ち上がり、ドアを開ける玲奈。
そこには、大学生のような雰囲気の青年――坂下雅樹(さかしたまさき)が立っていました。
「どうも初めまして、隣に引っ越してきた坂下と言います。」
人好きのする笑顔で自己紹介をする雅樹の顔を見つめたまま、玲奈は硬直しました。
「......。」
「あの...」
様子を見に来た茜に頭を叩かれて、我に返る玲奈。
「初めまして、渋澤茜といいます。こっちは妹の玲奈です。よろしくお願いします。」
「よろしくお願いします......ごめんなさい、お名前をもう一度」
茜と共に頭を下げた玲奈は、雅樹に問いかけます。
再び名乗って頭を下げる雅樹。
そして、手に持っていた紙袋を差し出しながら言いました。
「これ、良かったらどうぞ」
―――ハーブティーの詰め合わせです。苦手でなければ。
それを受け取った玲奈は、満面の笑みで答えました。
「わぁ、ありがとうございます!大好きなので嬉しいです!」
「え?」
生まれてこの方聞いたことない情報に思わず驚きの声をあげる茜の腕を掴み、雅樹に聞こえないようにしながら玲奈は言いました。
「話、合わせてよ」
「引きずるタイプじゃなかったの?」
シンプルに顔がいい!歴代ナンバーワン!
――それいつも言ってるよね?
身を寄せ合って内緒話をする渋澤姉妹に、雅樹が居心地が悪そうな声で言います。
「じゃぁ、僕はこれで失礼します」
「あ、待って!お時間あれば、ちょっと上がっていきませんか?」
「え?いや、でも悪いですし...」
振り返って笑顔で言う玲奈に、困惑する雅樹。
何度かの問答の末、半ば強引ながらも部屋に連れこむことに成功した玲奈は、雅樹に見られる前に素早くテーブルの上のポテチとコーラを片付けます。
玲奈に続いて申し訳なさそうに入室してきた雅樹に、返って申し訳ないと告げながらソファに案内する茜。
台所から戻ってきた玲奈は、テーブルに置かれたハーブティーの紙袋を手に取りながら、言いました。
「せっかくだから、早速頂いたお茶を飲んでみてもいいですか?」
「もちろんです、ぜひ」
3人分のハーブティーを用意し終えた玲奈は、手にしていたお盆をテーブルに置き、雅樹の隣に腰掛けました。
「私にはタメ口でいいですよ、玲奈って呼んでください」
「あ、はい......そのうち。僕のことはなんでも好きなように呼んでくれれば」
「じゃぁ雅紀くんって呼びますね」
満面の笑みでそう言った玲奈に、雅樹は曖昧に笑って頷きました。
各々ハーブティーを飲みながら、雅樹の素性を聞き出すと、どうやら彼は近所の大学『桜野大学』に通う2年生で、一人暮らしをしているそうです。
雅樹の話に相槌を打ちながら、玲奈もカップに口付けます。
1口口に含んだ瞬間、強く奥歯を噛み締めるような顔をしましたが、雅樹はそれに気づかず、美味しそうにハーブティーを飲みながら言います。
「このブレンド、鎌倉にあるお店でしか売ってないんです」
「すっっっごく美味しい」
「うん」
「そうですか、安心しました。」
笑顔で肯定する渋澤姉妹に、雅樹も安心したようにはにかみました。
「わざわざ鎌倉まで買いに行くんですか?」
尋ねた玲奈に、雅樹は ネットでも注文可能なことを述べた上で続けました。
自分は別の目的でよく足を運ぶから、その時にまとめて買うのだ、と。
「別の目的?」
「はい。僕、大きいものが好きで」
思わず首を傾げた玲奈に、雅樹はスマホを取り出して、玲奈と茜の目の前に差し出しました。
「大仏とか」
不意打ち過ぎる巨大建造物へのショックで、玲奈は意識を失いました。
.........。
「お目覚めか」
「大仏をホーム画面にしてる人は初めてだったからね......」
疲れたように呟く玲奈。
雅樹はもういませんでした。
突然の玲奈の気絶は、茜が疲れて寝ちゃったと誤魔化したそうです。
玲奈は、そんな事でごまかせてるのかな...嘆きます。
どうだろうと首を傾げながら、茜は2人分の新しいハーブティーを淹れ直し、カップをひとつ玲奈に手渡しました。
口をつける玲奈。
「まっっっっっず!」
先程のように偽ることなく叫んだ玲奈に、茜は苦笑いを浮かべながら言いました。
「無理じゃない?」
「何が」
「相手の趣味が自分の苦手なものって、1番しんどいでしょ」
そんなの我慢してれば治る!と言い張る玲奈に、茜は溜息をつきました。
―――お茶はいいとして......あれはどうなの、大仏。
思わず言葉を失う玲奈。
「写真だけで気絶とか、実物見たらどうなっちゃうのよ」
「心の準備があれば平気」
「絶対デートで鎌倉行こうって言われるよ。ハーブのお店でお茶して大仏見て帰る。ずっとしんどい。」
「雅樹くんと一緒なら平気」
半ば強がりのように言う玲奈に、茜は1目見ただけでそこまで言えちゃうの信じられないけど...と呟きながら、バックの中からDVDを取り出して、テーブルの上に起きました。
「またホラー借りてきたの?」
明日彼氏と一緒にまとめて観るんだ、と嬉しそうに言う茜。
「サイコホラー好きカップル」
「楽しいよ、好きなものが同じって」
茜の恋愛観は、玲奈とは正反対でした。
自分と同じものが好きな彼氏と付き合い、相手が好きなものでも、自分が嫌いなものなら無理して合わせない。
それは、自分が無理をしているのが伝わったら、相手にも気を遣わせると思っているからでした。
長く付き合う相手なら尚更、好きなものは好き、嫌いなものは嫌いとハッキリ主張し合うべきだと諭す茜に、玲奈は言います。
「克服すればいいんじゃん!」
「そんな簡単に克服できるものなら、もうとっくに治ってるはずじゃない?」
玲奈の恐怖症克服の為の主治医は、カウンセリングで徐々に慣れさせる形で進めて来たのに、勝手なことして大丈夫なのか、と気遣う茜。
そんな悠長なことは言ってられない!と叫んだ玲奈は、残っていたハーブティーを一気飲みして、苦悶の表情を浮かべました。
「メガロフォビア克服法......」
呟いてスマホを操作する茜。
しばらく画面を眺めた後、難しそうな表情で言いました。
「本気で短期間に治すならショック療法しかないみたいだわ。早速これでも部屋に貼ってみたら?」
向けられたスマホの画面をのぞき込む玲奈。
「大仏ポスター 」
不意打ちにまたも気絶しそうになるも、すんでのところで耐えて言いました。
「不意打ちやめて!!」
🌼.*
日付は変わり。
渋澤家のダイニングルームで、玲奈は1人でDVDを観ていました。
壁には、先日の大仏ポスターが貼られています。
「きゃぁぁぁぁぁこれは無理!!」
テレビ画面いっぱいに映された惑星の映像に、思わず玲奈はリモコンを手に取り、電源を切っていました。
「いきなり惑星シリーズはハードル高かったな......」
ボソリと独り言を呟いた玲奈の耳に、隣の部屋のドアが開く音が聞こえました。
ハッとしてソワソワしだす玲奈。
「えっと、この前は突然寝ちゃっでごめんなさい…興味がなかったわけじゃないんだ...――」
確認のように口の中で唱えて予行練習をしていると、インターホンが鳴りました。
「えっ!嘘!」
慌てて玄関にかけて行く玲奈。
扉を開けると、そこには雅樹が立っていました。
「こんにちは」
「こんにちは......あの、この前は...」
「あぁ、いいんです、勉強頑張ってるってお姉さんから聞きました。忙しいのに邪魔しちゃってすみませんでした」
雅樹は、手に持っていた紙袋を手渡しながら言いました。
「これ、良かったらどうぞ。集中力が上がるブレンドです」
「わっ!ありがとうございます!」
無理せず頑張ってくださいね、と残して去ろうとした雅樹の腕を、玲奈は咄嗟に掴んでいました。
驚いたように瞬きをする雅樹。
「お礼に、お茶飲んで行って下さい!」
「いえ、お構いなく。僕が勝手に持ってきただけですから」
「今日の勉強は終わりました!それと今ちょうど、めちゃくちゃ怖いDVD観ちゃって、ひとりで部屋にいるの怖くなっちゃってたところなんです!だからお願い!」
開き直ったように捲し立てる玲奈の勢いに推されながら、雅樹は伺うように言いました。
「そんなに怖い映画だったんですか?」
こくり、と頷いた玲奈に、雅樹も控えめに頷いてお邪魔します、と口にしました。
「適当に好きなところ座ってくださいね」
笑顔で言いながら玲奈は台所に向かい、二人分のハーブティーを入れます。
遠慮がちにソファに座った雅樹の目は、吸い寄せられるように大仏ポスターを捉えていました。
「これ、好きでよく飲んでるんです、どうぞ」
台所から戻ってきた玲奈は、カップを2つテーブルの上に置きました。
お礼を言ってカップを手に取り、口付ける雅樹。
「うん、美味しいですね」
「でしょでしょ!」
ふいに、テーブルの上のDVDに気づいた雅樹は今までに無い位の満面の笑みで言いました。
「惑星シリーズ、これ僕も持ってます」
「本当?ロマンがあって素敵ですよねぇ、宇宙って。土星のリングとか壮大で、こう......」
「来週、新作が出ますよね」
「そうなんですか?知らなかった。絶対買わなきゃ!」
玲奈は笑いながら、ハーブティーに口を付けます。
「まっ......あっつ!」
不意に独特の香りが口いっぱいに広がり、思わず本音が零れそうになるのを、すんでのところで耐えて取り繕いました。
大丈夫ですか、と気遣う雅樹に平気だと笑顔で返して、玲奈は恐る恐る質問しました。
「この前、大きいものが好きだって言ってましたよね?」
「はい」
「それって大仏と惑星以外だと、他にはどういうものがお気に入りだったりするんですか?」
「まぁ色々ありますね、例えば...」
言いながら雅樹はスマホを取り出して何かを操作し、玲奈に見せました。
「鉄塔とか」
「キターーーー!」
不意打ちの巨大建造物に思わず叫ぶ玲奈。
「このどうどとした風貌がいいんですよね」
「うん、人なんかすぐ捻り潰せそうよね」
「夏は積乱雲とのコラボも素敵ですよ」
「ラスボス感が半端ないやつだ」
「あとモナリザの巨大壁画」
「大きくする意味ある?」
「ガスタンク」
「食われそう」
――――...。
好きなものを嬉々として語る雅樹に反比例していくように、玲奈の顔色はどんどん青ざめていきます。
ある意味お互いにヒートアップした所で、雅樹が寂しげに笑っていいました。
「あんまり理解してもらえないんですよね」
「私も」
それは、メガロフォビア、というマイナーな恐怖症を患っている玲奈にも理解出来る気持ちでした。
「考え方や感じ方が合う人と付き合えたら、1番幸せですよね」
ポツリと呟いた雅樹の一言に、玲奈は思わず反応して、伺うように確信に迫る質問を口にしました。
「......その、今までの彼女とかは?」
「彼女ですか?彼女は......まぁ」
お茶を濁したような返答に、玲奈はさらに興味をそそられて、続きを促します。
渋々と言ったように、視線を彷徨わせながら、雅樹はいいました。
「まだ、いたことないです」
「そうなんですか?本当に?」
「はい」
予想外の回答に、モテそうなのに意外だと本音を零す玲奈。
「いやいや、全然ですよ。いつも叶わない人を好きになってしまうので、片想いばかりです」
「そうなんだ......」
「友達にも、ただの変なやつっていじられますし」
「そんなことないです」
どこか寂しげに語る雅樹の声を遮ったのは、力強い玲奈の声でした。
「私は雅樹くんの趣味、とても素敵だと思います」
ポスターの大仏を一瞥した雅樹は、どこかウズウズとしながら言いました。
「......玲奈さんも、お好きだったりするんですか?」
「え?」
「大仏」
「めっっっちゃ好きです!大きいもの全般好きです!」
「そうでしたか」
弾けるような笑顔で答えた玲奈に、雅樹も同志が見つかった喜びに思わず顔をほころばせます。
ふわふわした雰囲気が漂う中、玲奈はあの、と声を上げ、思い切ったように言いました。
「惑星シリーズの新作......来週うちで一緒に観ませんか?」
「来週......」
予定を思い返すような顔をする雅樹。
この機を逃すものかと、勢い付いた玲奈は続けます。
「いつもひとりで観てるんでしょ?一緒に観るのもいいですよ、絶対楽しいですから!」
「そうですね、玲奈さんとなら楽しい気がします」
トントンと良い方向に進む話。
念願叶って、玲奈は日曜の昼間に雅樹との約束を取り付けることが出来ました。
これからバイトだと言う雅樹を玄関まで送り届けた玲奈は、扉が完全に閉まったことを確認すると、満面の笑みではしゃぎ、ガッツポーズを決めました。
そんな時、ちょうど帰宅する茜。
テンション高く迎え入れられたことに気圧されながら、つい先程外で雅樹に会ったと語る茜に、玲奈は待ちきれない!とでも言うように嬉々として語りだしました。
「聞いて聞いて!差し入れ持って来てくれたの!あと来週ね、一緒にこのDVDの新作観れることになったの!」
「観れるの?」
玲奈のメガロフォビアを誰よりも理解している茜は、率直な疑問を口にしました。
まだ時間はあるから余裕だと答える玲奈。
早くも脈アリだとテンション高く語る玲奈の言葉に、少し気になるものがあった茜は、思わずそれをオウム返ししました。
「初めての女?」
「今まで彼女いたことないらしい」
嬉しそうに言う玲奈に、茜は笑って言いました。
「なぁんか嘘くさ〜」
「何それ!」
思わずムッとして言い返す玲奈。
そんな玲奈をよそに、茜は涼しい顔で答えます。
「あんなイケメンが本当に今まで彼氏いなかったと思う?」
「うっ......」
自分も少し思っていたことも手伝い、核心をつかれた玲奈は思わず目を逸らしました。
「何らかの事情で誤魔化してるか、本当だとしたら、まだ他に相当やばい趣味があるとかじゃない?」
「何よ、やばい趣味って」
「そりゃー色々考えられるけど〜」
からかうように言う茜に、玲奈は雅樹くんはそんな人じゃないと、強く言い返します。
―――何を想像してんのか知らないけど、知り合ってまだちょっとしか経ってないんだからそんなのわかんないでしょ?
正論を軽い調子で諭す茜に、玲奈の反論はだんだんモゴモゴと小さくなっていきます。
「あとずっと気になってることがある」
先程の調子とは打って変わって、突然真面目な顔で語り出す茜。
――このマンションは2DKなのに、何故一人暮らしのはずの彼がこんなに広い部屋が必要なのか。
「まぁ確かに......物が多いとかじゃない?」
「そういう理由ならまだいいかもね」
「なに、その言い方」
歯切れの悪い言い方で呟く茜に、思わず玲奈は聞いていました。
「例えば......人を監禁してるとか」
「......はい?」
「実はDV男で彼女をずっと家に閉じ込めてる、とか、幼児趣味でたびたび幼い子をさらっては監禁してるとか」
真夏の怪談話のような語り口で楽しげに語る茜に、玲奈は若干引き気味に聞き返しました。
「え、雅樹くんのことそんなふうに見てんの?」
そんな玲奈の様子に、今あんたの話を聞いて思っただけだとつまらなそうに返す茜。
「いやいや、ないない!サイコホラー映画の見過ぎ!」
どこか自分自身にも言い聞かせるように言った玲奈。
「人は見かけによらないよ〜」
意味深に呟いた茜の顔には、含み笑いが浮かんでいました。
(続く)
【後半に続く!】
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