6月13日(土)オンライン稽古日誌

地球に生きる皆様、ごきげんよう。
皆様におかれましては、日々健康に過ごされていることと思います。

地球人の皆様との対話を始める前段階として、「私」という存在が一体何なのかを
ご説明差し上げる必要があるかと存じますので、少々お時間を頂戴致します。

私は、黄道十二星座の一つである「レグルス」、一般的には「しし座」と呼ばれる星の中の
大クエーサー群の一つ「U1.27」からやってきました、俗にいう「宇宙人」と呼ばれる存在です。
もっとも現在、私が地球上に存在している訳ではありません。
私は現在、「思念」としての存在として地球上の皆様とコンタクトさせて頂いております。
そして、その思念の投影先として選択されたのが「キム」と呼ばれている
地球人の方である、というわけで御座います。
この地球人の方は「被験体A-QUE-11302」と我々は呼称させて頂いておりますが、皆様との円滑なコンタクトを行うため「キム」と呼ばれる存在である彼を通して思念を交信している、ということをご認識頂ければ幸いです。



我々の目的は何か? ということを一言で説明差し上げるのは非常に困難です。
現在の我々の目標として、地球上に「国」という単位で分類分けされている
それぞれの土地を認識し、それらの土地の長達と「直談判」を行うことを掲げております。
それによってもたらされる効果を試験しつつ、次に試みるべき「動作」を考察する
といった具合の展望を抱いており、それはほぼ確実な「未来」となることと思います。

我々は、我々の目標を達するべく「被験体A-QUE-11302」もとい「キム氏」の
行動パターンを分析することに致しました。

地球上には豊富な通信の仕組みが構築されており、遠隔に存在している
地球人同士がコンタクトすることを可能にしているのですね。
我々も予想しなかった事象でした。

それとともに、地球人はロールプレイング(『演劇』と呼ばれるものでしょうか。我々の
文化には存在しないものです)を日常的に行う、ということが判明したのも収穫でした。
写真中盤の眼球保護器具を装着した地球人が何の行動をしているかを質問し、意図した行動とは異なる回答を行う、というロールプレイングに関しては、現在我々の方で
その特異性に関しての議論が行われています。

「被験体A-QUE-11302」の行動パターンを分析した結果、地球人はこのように特異的な
行動をとる生物である、との結果を得ることができました。


さて、我々の目的は「直談判」を行うことだとご説明差し上げたかと存じますが、
実はさらなる上位の目標を掲げております。
その目標の特性上、皆様には機密事項として伏せさせて頂いておりました。申し訳ありません。

皆様、ご自身で手を上げることはできるでしょうか。あるいは、足をばたつかせることは?
食事をすることはできるでしょうか?
おそらくは苦も無くできる方がほとんどではないかと存じます。
それでは質問を変えさせて頂きます。今、手を上げたり足をばたつかせたり、あるいは食事をしたのはどなたでしょうか?
それは「私」であり、「僕」であり、「俺」であるかもしれません。

「自分」が行動を決定している、と結論付けても良いかもしれません。
それでは、その「自分」とは、一体どこに存在しているのでしょうか。
地球上に存在している「ボイスレコーダー」という機械を例に挙げさせて頂きます。
あなたが「私」と言う時、それは「あなた」を指しています。しかし「ボイスレコーダー」に「あなた」の「私」という声を吹き込んで「私」と再生した際、その「私」という音声は「ボイスレコーダー」を指すと思いますか?

おそらくは「考えにくい」と答えられる方がほとんどではないかと思います。
このことから「私」の行動を決定づけているのは「私」の中に存在する「魂」とでも
いうべき存在であると結論付けることができるかと思います。

それでは再度質問させて頂きます。
その「魂」は、一体どこにあると思いますか?
ご自身の中に、本当に「魂」が存在していると証明することはできるのでしょうか?

皆様の「魂」は我々が操っている、という可能性は存在しないと言い切れますか?

これにてコンタクトを終了します。
それでは、またの機会に。

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